成婚エピソード

今回ご成婚された会員さまは、30代前半の男性です。

 

以前はマッチングアプリを利用していて、結婚願望はあるがお相手がそうではないだとか、進展もせずにダラダラと交際してはフラれてしまうだとか、時間とお金だけ費やす日々に悶々と過ごされていたご様子で、このままではダメだと思い結婚相談所に入会されました。

 

そんな彼ですが、30代前半、見た目も爽やか、年収も平均以上、清潔感もありコミュニケーションもしっかり出来るタイプの男性です。

 

 

あれ？？結婚相談所で活動しなくても出会いがありそうなタイプ？

友達の紹介とかでなんとかなりそうなのでは？と思うほどでした。

 

なるほどなるほど、これはきっとマッチングアプリで出会った相手が相当悪かったのかなと思いました。

というのも、マッチングアプリは、遊びが目的の人や結婚に全然前向きではない人、ネットワークビジネスの勧誘やら宗教の勧誘、ただの冷やかし、メッセージだけ楽しむ人、恋人がいる人、悪質なのは既婚者なのに平気で嘘をついている人に出会ったりします。（もちろんそうでない場合もあります）

 

その中から、本当に真剣に婚活をしたい人をみつけることがいかに難しいか。

「マッチングアプリで結婚しました」、という声もちらほらとは耳に入ってはきますが、会員数を考えると相当難しいのは間違いありません。

 

では彼は出会いの質が原因であったのか？

そうではなかったのです。

 

最初にまず、お見合いの申し受けの中から5件セッティングしました。

最低でも2件、良くて全員お相手からOK返事でくるのでは？と思っていましたが、

まさかの全敗。

 

 

お断りの理由は、

「いい人そうでしたが、、、、」

「話も面白くて、しっかりプロフィールを読んできてくれたのは嬉しかったのですが、、、、」

「笑顔も多く、質問に対してちゃんと答えてくれましたが、、、、」

など、どの理由もすべて喉元に刺さった小骨のような感じで、さらにお断り理由の原因を突き詰めていくと、彼の営業マンスタイルの会話の組み立てが理由でした。

 

・声がちょいちょい大きい

・話が長い

・少し一方的に話す傾向がある

・妙にオーバーリアクション

・些細なことを褒めちぎること

でした。

これでは次に発展しないのは当たり前です。

お見合いの席は将来のパートナー探しなので、紳士的な対応はウェルカムですが、ビジネスマンはいりません。

 

原因がわかってから、面談では厳しく、耳の痛いことも沢山お伝えさせて頂きました。

そしてなんと改善後の次のお見合い相手が、結果的には運命のお相手でした。

お見合いから成婚退会までの期間はわずか4ヶ月、毎週のようにデートを繰り返し、自分を見つめ直すことから逃げず、改善しようと諦めない姿勢がチャンスを引き寄せたのだと思います。

 

成婚退会後も本当に最後の最後まで、様々な出来事がありましたが、そんな大きな困難をいくつも乗り越えながら、お二人の絆を深めてこられましたので、きっと乗り越えていけると信じています。

 

末永くお幸せに！！