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2025.12.11
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
結婚相談所で活動していると、なんか違うかもと感じる瞬間に出会うことがあります。お見合いや仮交際の中で、会話のテンポや価値観のズレ、ちょっとした言葉の選び方など、どこか引っかかるような感覚が生まれるものです。それは過去の恋愛経験から来ているのかもしれませんし、育った環境や人間関係の中で培われた感性なのかもしれません。理由ははっきりしなくても、心の中にモヤモヤが残る。この違和感は、実はとても大事なサインです。
活動を始めたばかりの頃は、その違和感をうまく言葉にできず、今回はご縁がなかったと済ませてしまう方も多いものです。それ自体は決して悪いことではありません。最初は出会いの数を重ねて、自分の感覚を育てていく時期でもあります。ただ、そこで止まってしまうと、同じような違和感を繰り返してしまうことがあります。結果として、婚活が長引いてしまうこともあります。
成婚していく方に共通しているのは、違和感を放置せず、きちんと向き合っていることです。何が引っかかったのか、どこがしっくりこなかったのかを自分の言葉で整理していく。その過程で、たとえば話は合うけれど将来の話になると急に距離を感じる、優しいけれど決断の場面では頼りなさを感じる、といった具体的な気づきを言語化していきます。そうすることで、自分にとって大切な価値観や譲れない部分が少しずつ見えてきます。
この言語化は、次の出会いに活かされるだけでなく、自分自身の軸を育てることにもつながります。何を求めているのか、どんな関係性を築きたいのかがはっきりしてくると、迷いが減り、選ぶ力がついてきます。そして、カウンセラーとのやりとりでも「なんとなく」ではなく「こういうところが気になった」と伝えていただけると、より的確なサポートができるようになります。
なんか違うという感覚は、曖昧で捉えづらいものですが、そこにこそ本音が隠れていることが多いのです。違和感を無視せず、丁寧に拾い上げて言葉にしていくこと。それが、成婚への道を確かなものにしていきます。
活動を続ける中で、もしモヤモヤを感じたら、まずは自分の中で立ち止まってみてください。その感覚を見つめることが、次の出会いをより深いものにしてくれます。そして、誰かと本当に向き合える関係を築くための、大切な準備にもなりますからね。
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