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2025.12.10
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
結婚相談所で活動を始めると、お見合いが成立し、お互いにまた会いたいと思ったら、次は仮交際へと進みます。仮交際とは、簡単に言えば友達以上恋人未満の関係です。まだ本交際ではないので、同時並行で別の方ともお見合いをしたり、複数の方と仮交際を進めることが可能です。
仮交際に進んだら、まず最初に必要になるのが初デートです。この初デートは、当然お見合い以上にとても大切な関門になります。なぜなら、お見合いのときは1時間程度、ホテルラウンジでお茶をしながらの会話が中心でしたが、初デートでは一緒に食事をしたり、少し長めに時間を過ごすことになるからです。お見合いでは気づかなかった相手の生活感や人柄が、食事の場面で如実に表れてしまうのです。
多くの会員さまが、初デートはランチタイムを選ばれます。理由は明確で、まだよく知らない相手と夜遅くまで一緒にいることに抵抗を感じる方が多いからです。特に女性は、暗くなってからの移動に不安を覚えますし、男性側も女性に気を遣わせたくないという思いやりから昼間を提案されるケースがほとんどです。
ただ、私がいつもお伝えしているのは、もしお互いのスケジュールが合えば、昼でも夜でも関係なく早く会うことがオススメです。理由は単純で、早く会えるなら早く会ったほうが圧倒的に有利だからです。仮交際はスピード勝負だと思っていて、会う回数が多い人、早く印象を重ねられる人ほど有利に進みます。女性に夜は不安だと言われたら、早めの時間に設定して、終わりは20時までにはお帰しする、という配慮を見せれば問題ないかと思います。
さて、初デートで最も多い失敗パターンをお話ししますと、それはズバリ食事のマナーです。お見合いが成立したからといって、油断してはいけません。むしろ初デートこそがお見合い以上に大切な場だと考えてください。
実際にあった事例をいくつか挙げますと、箸の先をなめる、口の中にご飯を詰め込んだまま話し続け、米粒が飛ぶ、クチャクチャと大きな音を立てて食べる、おしぼりで顔を拭く、お会計のときに財布を出すタイミングが遅く女性に一旦立て替えさせる、店員さんへの態度が雑でありがとうを言わない、頼んだ料理が来たらすぐに写真を撮り始め食べるのが後回し、割り勘を当然のように提案し気まずい思いをさせる。
これらの行為は、ほんの一瞬のことであっても、相手の心に強く残ります。なぜなら、結婚は一緒に毎日食卓を囲む生活だからです。もし食事のときに不快な思いをしたら、その人と何十年も一緒にご飯を食べるイメージが一瞬で崩れてしまうのです。
また初デートは、だいたい1時間半から2時間程度で切り上げるのがちょうど良い長さです。長すぎると疲れてしまいますし、短すぎると物足りない印象を与えてしまいます。お店を出たら、駅まで送る、あるいはタクシーを拾ってあげるなど、必ず最後まで気遣いを見せてください。お見合いでOKをもらえたからといって、仮交際も必ずOKとは限りません。
むしろ、初デートで初めてお互いの素が見えると言っても過言ではありません。結婚は一生を共にするパートナー選びです。たった一度の食事で、これからの人生を一緒に過ごしたいと思えるかどうか、相手は真剣に見ています。だからこそ、初デートではいつも以上に自分を整えて、相手を思いやる気持ちを最大限に表現してください。
服装は清潔感を第一に、マナーには細心の注意を払い、笑顔で感謝の言葉を忘れずに。これができたなら、きっと次のデートに繋がります。仮交際は、まだスタートラインに立ったばかりです。ここでつまずかないように、ぜひ初デートを大切にしてください。
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