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2025.10.09
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
いまの婚活では、結婚に踏み出すことに悩む男性が増えています。面談でお話を伺うと、優しく誠実で、パートナーとの未来を真剣に考えている方ほど、いざ結婚となると一歩を踏み出せずに立ち止まってしまう傾向があります。その背景には、経済的な責任や家庭を支えるプレッシャー、そして関係性への漠然とした不安など、さまざまな要因が絡んでいます。
多くの男性は、家庭を支えるのは自分の役割だと感じています。特に、父親が家計を担い、母親が家事や育児を担当する姿を見て育った世代では、そのイメージが深く根付いているようです。共働きが当たり前になった今でも、経済的な安定は自分が提供すべきという思いが、結婚に対する重圧につながっているのです。
結婚に対する固定観念が、関係性に影響を及ぼすこともあります。交際中は、仕事に情熱を注ぐ女性の姿に魅力を感じながらも、結婚後は家事や育児を女性が担うべきだと、無意識のうちに考えてしまう男性も少なくありません。こうした価値観のズレは、女性に不安を与え、関係の進展を妨げる要因となることがあります。
では、どうすれば結婚への一歩を踏み出しやすくなるのでしょうか。まずは、自分の不安や価値観を言葉にしてみることが大切です。経済的な不安がある場合は、どのくらいの収入や貯金があれば安心できるのか、どんな生活スタイルを望んでいるのかを具体的にイメージしてみると、課題が少しずつ明確になっていきます。
次に、パートナーとの対話を深めることも大切です。多くの男性は、自分の不安を打ち明けることに抵抗を感じがちですが、結婚は一人で背負うものではなく、二人で築いていくものです。将来への不安や、理想とする家庭像について率直に話し合うことで、女性も自分の思いを伝えやすくなり、互いのイメージが少しずつ近づいていきます。
また、結婚に対するイメージを柔軟にしていくことも大切です。完璧な準備が整ってからでないと結婚できないと思い込んでしまう男性は少なくありませんが、結婚はゴールではなく、二人で歩み始めるスタートラインです。家事や育児の分担も、あらかじめ決めておく必要はなく、互いのライフスタイルや状況に合わせて、話し合いながら調整していけるものです。
最後に、男性自身の心の準備も欠かせません。失敗への恐れや、自分は十分な存在だろうかという不安が、結婚への一歩をためらわせることがあります。そんなときは、自分の強みや、パートナーにどんな幸せを届けたいかを考えてみることで、少しずつ自信が芽生えていきます。
誠実さや思いやりは、結婚生活において何よりも大切な財産です。完璧である必要はありません。大切なのは、互いの価値観や不安を共有しながら、少しずつ歩み寄っていくことです。その積み重ねが、二人らしい関係を育てていくのです。
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