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2025.09.10
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
結婚相談所での真剣交際とは、お見合いや仮交際を経て、この人と結婚したいとお互いが決意し、1対1で交際を深める段階です。将来の住まい、仕事、家族、子どもなど、結婚後の生活に関する具体的な話題を共有し、価値観や相性を確認する大切なステップです。ただし、この段階で関係が終わってしまう、つまりお別れに至るケースも見られます。
破局するカップルには、いくつかの共通点があります。最も多いのは、コミュニケーションの不足です。真剣交際に入ると、結婚後の生活について具体的な話をする機会が増えます。どこに住むか、仕事と家庭のバランス、子どもや親との関わり方など、人生の大きな選択に関わるテーマばかりです。お互いに「この人となら」と思っていても、話し合う中で価値観の違いが見えてくると、戸惑いや不安が生まれることもあります。それが解消できないまま続くと、やがて関係に距離ができてしまうのです。
ここで意識してほしいのは、忙しいときこそ話す時間をつくることの大切さです。週に一度でも、ゆっくりとお互いの気持ちを伝え合う時間があるだけで、「ちゃんと向き合ってくれている」という安心感が生まれます。真剣交際はただの恋愛ではなく、未来を一緒に考える関係です。だからこそ、言葉にして伝えること、聴くこと、その積み重ねが信頼を育てていくのです。
真剣交際中に破局してしまうカップルの多くは、価値観の違いに直面したとき、話し合いよりも自分の考えが正しいと押し通してしまう傾向があります。けれど、結婚は違いを受け入れることの連続です。育った環境も、人生観も、すべてが一致することはありません。だからこそ、お互いの意見に耳を傾け、歩み寄る姿勢が何より大切です。どちらが正しいかではなく、どうすれば二人にとって心地よい形になるかを探す努力が必要になるのです。
真剣交際は結婚を前提とした関係ですが、必ずしも二人が同じタイミングで「結婚しよう」と思えるわけではありません。たとえば、片方が「年内には入籍したい」と考えていても、もう片方が「もう少し時間をかけて考えたい」と感じている場合、焦りや不安が募り、関係に緊張が生まれます。また、結婚後の生活がイメージできていないと、「本当にこの人とやっていけるのか」と迷いが生じ、決断を先延ばしにしてしまうこともあります。破局に至るカップルは、こうした不安や迷いを言葉にして共有することができず、互いに距離を感じたままになってしまうのです。
真剣交際が破局に至る背景には、複数の要因が絡み合っていることが多くあります。コミュニケーション不足、価値観の違い、思いやりの欠如、結婚への準備不足。どれも単独ではなく、複合的に影響し合っています。婚活中の皆様には、こうした傾向を参考にしながら、相手との関係を丁寧に築いていっていただきたいと思います。自分らしい結婚にたどり着くその日まで、焦らず、誠実に歩みを進めてくださいね。
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