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2025.08.16

理想の条件にこだわっていた私が本当に惹かれた人

私が成婚を経験して気づいたのは、婚活が思うように進まなかった理由の一つに他責思考があったことです。他責思考とは、結果がうまくいかないとき、原因を自分ではなく相手や環境に求めてしまう考え方です。

婚活中の私は、「相手が悪い」「タイミングが悪かった」「環境のせいかもしれない」と無意識に考え、モヤモヤした気持ちで前に進めませんでした。今振り返ると、この思考が自分自身の変化や成長のチャンスを遠ざけていたと実感しています。

例えば、相手の年収や見た目が理想と違うと感じたとき、「この人は私の条件に合わない」と切り捨て、自分の価値観や柔軟性を見直す機会を逃していました。他責思考は、失望感や自己批判から守る心の盾のようですが、自分の行動や態度を見直す機会を奪っていたのです。

転機は担当カウンセラーとの面談でした。私が過去のお見合いで感じた不満を話すたびに、カウンセラーは具体的な場面を振り返らせ、相手のせいにする前に自分の行動を分析するよう促しました。

例えば、ある男性とのお見合いで、相手が趣味の話ばかりしてつまらなかったと感じたとき、「あなたは彼の趣味にどれだけ興味を示しましたか?彼が話しやすいようにどんな質問をしましたか?」と聞かれました。この問いかけで、私は相手の話をただ聞くだけで、積極的に関わろうとしなかったことに気づきました。

そこから、コミュニケーションのスタイルを変える努力を始めました。お見合いの前に相手のプロフィールをじっくり読み、どんな話題で盛り上がれそうか考え、相手の良いところを見つける意識を持ちました。相手が緊張していると感じたら、笑顔でリラックスさせる質問をしたり、共感を示したりする工夫をしました。この小さな変化が会話の質を変え、相手の反応も変わることを実感しました。

さらに、条件へのこだわりも見直しました。婚活を始めた頃は、年収、見た目、年齢、身長にこだわり、条件に合わない相手を切り捨てがちでした。でも、カウンセラーの助言で、条件だけでなく、価値観や一緒にいて心地よいかどうかを重視するようになりました。そうすると、何度か会話を重ねるうちに、意外な共通点が見つかったり、相手の誠実さや温かさに心を動かされたりしました。

最終的に結婚を決めた相手との出会いも、最初は条件面で少し迷いがありました。彼は私の理想の見た目や年収の基準に完全に当てはまっていませんでした。でも、何度かデートを重ねるうちに、彼の誠実さ、私を尊重する姿勢、ユーモアのセンスに惹かれていきました。もし以前の他責思考のままだったら、彼の良いところを見ず、「この人は違う」と早々に判断して、関係を終わらせていたかもしれません。

成婚できた今、相手に求めるばかりでなく、自分がどんなパートナーになれるかを考えることが重要だと感じます。カウンセラーのアドバイスを受け入れ、自分を変える努力をしたことで、初めて相手の良いところを心から見つけられるようになりました。この姿勢が相手にも伝わり、良い関係を築く土台になったと思います。

もし今、婚活で思うように進まず、相手や環境のせいだと感じている方がいたら、一度立ち止まって自分の行動や考え方を見つめてみてください。他責思考を手放し、自分にできることを一つずつ積み重ねる。それが、理想のパートナーとの出会いにつながる道だと、私は信じています。


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