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2025.05.03
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
結婚というのは、確かにタイミングがすべてと言っても過言ではありません。私が結婚相談所のカウンセラーとして長年多くの方々の婚活をサポートしてきた経験から言えるのは、結婚したいという気持ちが自分の中でどれだけ強く燃え上がっていても、相手にその準備ができていなければ、残念ながらその想いは実を結ばないということです。
例えば、「この人だ!」と運命を感じて、早く次のステップに進みたいと願っていたとしても、相手がまだ心の整理をつけきれていなかったり、仕事やプライベートの状況で余裕がなかったりすれば、二人のペースはズレてしまいます。そして、そのズレが埋まらないまま時間が過ぎると、せっかく築いた関係が宙に浮いてしまうことも少なくありません。
結婚相談所での活動は、言うなれば時間との戦いです。交際が始まった瞬間から、あなたとお相手の間に流れる「勢い」が非常に重要になります。会員様の中には、「まだお互いを知る段階だから」と悠長に構えて、デートの頻度を抑えたり、LINEでのやりとりを必要最低限に留めたりする方がいます。
もちろん、慎重になる気持ちは分かります。相手にプレッシャーをかけたくない、自分をしっかり見せたいという思いもあるでしょう。でも、ここで一つ現実をお伝えすると、結婚相談所という場では、あなたの知らないところで、見えないライバルが常に存在しているのです。
例えば、ある30代の女性会員様です。彼女はとても誠実で穏やかな性格の方で、よく仮交際に発展していきます。ある男性とはデートも順調で、3回目、4回目と会う回数を重ねる中で、「もっとお互いのことを知ってから真剣交際にいきたい」と慎重に進めていました。
でも、ある日突然、男性から「他の方と真剣交際することになった」と連絡が入ったのです。後で分かったことですが、男性は同時期に別の女性ともお見合いをしており、勢いに乗ったライバルに、あっという間に大切なお相手を奪われてしまった瞬間でした。
これからわかることは、結婚という明確なゴールを目指して活動しているわけですから、気持ちが固まったらスピード感を持って進める人が結果を手にしやすいのです。これは冷たい言い方かもしれませんが、事実です。
だからこそ、交際中は勢いを止めないでください。デートを重ねる中で「楽しい」「一緒にいると安心する」と感じたら、その気持ちを相手にしっかり伝えることです。週末の予定を早めに提案する、LINEで会いたい気持ちを伝える。そうやって少しずつ相手の心に「この人と一緒にいたい」というイメージを植え付けていかないといけません。
悠長に構えていると、その隙に他の誰かがあなたの将来のパートナーを奪ってしまう可能性があるのです。結婚相談所は、そういう意味でシビアな場所でもあります。
もちろん、無理に急かすわけではありません。相手のペースを尊重することも大切です。でも、尊重しすぎて自分の気持ちを後回しにすると、結局は自分が傷つくことになります。タイミングを見極めるのは難しいですが、少なくとも「この人だ」と思ったら、その想いを形にするために一歩踏み出す勇気を持ってほしいと思います。そうでないと、結婚への道はどんどん遠ざかってしまいます。ファイトですよ。
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