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2025.04.23

1時間のお見合いを価値ある時間に変える方法

結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!

カウンセラーとして日々お話を伺う中で感じるのは、ギブの精神や相手への感謝を忘れてしまうと、せっかくの出会いが単なる経験値稼ぎで終わってしまうケースがあまりにも多い、ということです。

例えば、お見合いで、相手と1時間お話しするとしたら、その時間はただの1時間ではありません。その1時間は、お相手が自分のために時間を使って、貴重な人生の一部を割いてくれた時間です。仕事や趣味、休息など、他にできることがたくさんある中で、わざわざあなたと向き合うことを選んでくれたわけです。その事実にどれだけ意識を向けられているでしょうか

例えば、お見合いで自分がただ相手の話を聞いて、自分のことを淡々と話して、「はい、これで終わり」と次に進むような態度でいるとしましょう。そうすると、その時間はお相手があなたのために使ってくれた気持ちや労力を、まるで当たり前のものとして受け取るだけになってしまいます。お相手は貴重な時間を割いて、緊張しながらもあなたと向き合ってくれているのに、そこに感謝や思いやりを返さないまま終わってしまう。それは、言わば一方的に相手のエネルギーを使っている状態なのです。

では、どうすればいいのか。

まず大切なのは、自分のために時間を使ってくれる人のために、自分は何を返せるのかという視点を持つことです。例えば、お見合いの席でただ自分のプロフィールを話すだけでなく、相手の話に耳を傾け、興味を持って質問してみる。相手が好きなことを語ったときには、「それってすごく素敵ですね」と共感を示してみる。

そうやって相手の気持ちを少しでも温かくする努力をしてみてください。それが結果的に、相手にとって「この人とまた会いたい」と思える瞬間に繋がります。小さなことかもしれませんが、こうした積み重ねが信頼や好感を生みます。

私がサポートしてきた会員様の中には、最初は「条件が合うかどうかだけを確認する場」と割り切ってお見合いに臨んでいた方もいました。でも、それだとどうしても事務的になってしまって、相手との心の距離が縮まりませんでした。

ある方は、何十回とお見合いをしても進展がなく、「もう疲れた」と面談に来られました。そこで一緒に振り返ってみると、確かにプロフィールや条件の話はしっかりできているけれど、相手への感謝や思いやりが少し欠けている印象がありました。そこで提案したのは、次のお見合いでは「この人は私のために時間を作ってくれたんだ」という意識を持って、相手の良いところを一つでも見つけて伝えました。

すると、次のお見合いでは「今までで一番楽しかった」と言われたそうです。相手を尊重する気持ちが伝わると、自然と関係が深まるということです。

逆に、ギブの精神が欠けているとどうなるか。経験値を奪っていくだけの人になってしまうと、最初は良くても、だんだんと相手が離れていきます。例えば、いつも自分の話ばかりして相手の話を聞かない、相手の提案したデートプランに文句ばかり言う、そんな態度が続くと、「この人と一緒にいても楽しくない」と思われてしまうのも当然です。

婚活はゲームじゃありません。レベルアップのために数をこなすのではなく、一つひとつの出会いを丁寧に育てていくものです。何十人と会ってきた皆さんだからこそ、次の出会いでは「この人に何かプラスを残したい」という気持ちを少しだけ意識してみてください。

もちろん、すべてのお見合いがうまくいくわけではありません。相性が合わないこともあるでしょうし、時には傷つくこともあるかもしれません。でも、その中でも相手への敬意を忘れずにいれば、たとえご縁が繋がらなくても、「あの人は素敵な人だったな」とお互いに良い印象を残せるはずです。そしてその姿勢は、いつか必ずあなたにぴったりの人との出会いにつながります。

婚活は自分を磨く場でもあります。条件や外見だけでなく、相手を思いやる心、感謝する気持ちを育てていくことで、あなた自身の魅力がもっと輝きます。次のお見合いで、ぜひ「この人のために何かできるかな」という視点を持って臨んでみてください。その小さな変化が、大きな幸せへの一歩になることを信じています。応援していますよ。



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