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2025.04.05
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
仮交際中に、お相手のことよりも自分がどうしたいのかをもっと考えないといけないと感じるという悩みを耳にすることはよくあります。
まず、なぜこのような悩みがありがちなのかというと、結婚相談所の仕組み自体が関係しています。結婚相談所では、条件やプロフィールをもとに効率的に相手と出会い、短期間で交際を進めていく流れが一般的です。
お見合いから仮交際、真剣交際、そして成婚というステップが明確に定められているため、どうしても次に進むべきというプレッシャーを感じやすい環境です。その中で、自分の気持ちが追いつかず、本当にこの人でいいのか、自分が何を求めているのかと立ち止まる瞬間が訪れるのです。特に仮交際は、まだお互いを深く知る前の段階ですから、相手への気持ちが定まらないまま、次のステップを意識してしまうことが混乱を招きます。
この悩みの根っこにはいくつかの原因が絡み合っています。一つは、婚活における目的意識の曖昧さです。結婚したいという思いで活動を始めたはずなのに、具体的な相手と向き合うと、結婚って何だろう、自分が幸せになるってどういうことだろうという根本的な問いが浮かんでくることがあります。
また、相手に意識が向きすぎて、自分の内面と向き合う時間が不足しているのも大きな要因です。お相手の良いところや条件に目を奪われ、自分がどうしたいかを見失ってしまうのです。特に真面目で責任感の強い方ほど、自分の気持ちを後回しにしがちだと感じます。
では、この状況に陥ったとき、どう対処すればいいのでしょうか。まず大切なのは、自分の気持ちに正直になる時間を意図的に作ることです。仮交際中はつい相手の反応や次のステップに意識が向きがちですが、一度立ち止まって、自分が何を大事にしたいのか、どんな生活を望んでいるのかをノートに書き出してみるのも有効です。
次に、カウンセラーに話を聞いてもらうのも一つの手です。自分の頭の中だけで考えていると堂々巡りになりがちですが、口に出して整理することで、自分でも意識していなかった本音がポロッと出てくる瞬間がよくあります。安心するけどワクワクは少ないとか、条件は良いけど何か引っかかるといった気持ちが言語化されると、次にどうしたいかが少しずつクリアになります。
そして、もう一つ大事なのは、焦らないことです。結婚相談所ではスピード感が求められる場面もありますが、自分の人生を決める選択に「急がなきゃ!」という義務感は不要です。仮交際の段階で迷いがあるなら、それを無理に押し殺して進むよりも、少し時間を取って自分と向き合う勇気を持つ方が後悔のない決断につながります。カウンセラーにちょっとペースを緩めたいと相談するのも全然アリです。
最後に、この悩みが出てきたこと自体をネガティブに捉えないでほしいです。むしろ、自分自身としっかり向き合おうとしている証拠であり、結婚という大きな一歩を真剣に考えているからこその葛藤です。仮交際中にそんな気持ちが芽生えたなら、それはあなたが自分の幸せを妥協せずに追求しようとしているサインです。自分が何をしたいのか、どう生きたいのか。その答えに近づくプロセスが、婚活の本質なのかもしれません。少しずつでも自分の声に耳を傾けてあげれば、きっと道は開けてきますよ。
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