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2023.09.17
「話が盛り上がらないのは…」
お見合いや交際中のデート時に相手が自分の話を聞いているのかどうか思ったことはありますか。
話していてもどこか響いていない。
話せば話すほど面白くなくなってくる。
反対に聞き手側の立場で「話を聞いている?」とよく言われる人。聞いているつもりなのに相手の機嫌はどんどん悪くなる。これはなぜなんでしょう。
相手が一生懸命話していてあなたは聞き手側。
あなたは「うん。うん。」と相槌を打っていても、「本当に話聞いている?」と言われ心外な気持ちになります。
どうしてなのか。
それはあなたがただ話を聞いているだけだからです。
「それが何の問題が」と思った人は要注意です。
あなたは相手の話の内容をただ把握しているだけです。
話し手としては内容を伝えたいのではなく、
共有して感想を聞きたいのです。
具体例を出します。
相手「昨日の帰り道、もみじの葉っぱが落ちてきて手で掴めたんだ」
自分「あ、そうなんや」
これで終わってしまっては会話は全く広がりません。
相手は葉っぱを掴んだ事実を伝えたいのではないのです。きれいな葉っぱを掴めてとても嬉しかった。
この気持ちをあなたと共有したいのです。
相手「もみじの葉っぱが落ちてきて手で掴めたんだ」
自分「手で掴めるってなかなかないよな。モッてるね。嬉しい気持ちになったんちゃう?」
相手「せやねん。ラッキーやと思ったわ」
自分「日頃の行いが良いからやね。俺も掴みたいわ。一緒に行こうよ」
相手「楽しそうやん!行こう!」
このようにいくらでも話を広げることができるのです。広げるパターンは数限りなくあります。
こつは、
事実よりも相手の感情を読み取ること
です。
どんな感情、思いを伝えたくて、または共感して欲しくて話しているのかを感じ取ることです。
それを理解しておくことにより会話の幅が広がります。
それでも感情が読めないこともあるでしょう。その時は自分の感想を伝えるだけでも良いです。
「それは幸運の吉兆じゃない?普通なかなかないことやからさ」
こんな感じで良いです。難しくはないでしょう。
「事実に感情を付け加えて話す」
話をする側の立場に戻します。
話しても相手の反応が薄くて盛り上がらないと悩みを抱えている方は自分の伝え方が足りないのかもしれません。
事実をただ伝えるだけで感情の答えを求めているのかもしれません。
相手がコミュニケーション力の高い人ならそれでも拾ってくれるでしょう。そうでない場合、「へぇ、そうなんや」で話は終わってしまいます。
望んだ答えが来なくて相手のことを面白くない人だと思うのは早計かもしれません。
繰り返しになりますが、
事実に加えて、感情を付け加えると、相手の想像力は広がり、会話も弾みます。
まとめとしては、
話を聞いたら、感情を汲んでその感想を伝える。
話を伝える時は事実と感情を伝えて感想を求める。
友人や同僚とのコミュニケーションなど日常から意識して聞く力、話す力を鍛えていきましょう。
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