電話番号

メールお問合せ

Instagram

Twitter

BELINDA

BLOG

トップ > BLOG

2023.09.13

【マッチングアプリ編】33歳男の卑劣な犯罪

「マッチング後の男が女性と出会うまで」

笑みを浮かべながら自宅でスマホをいじるのは、一見爽やかで世間一般ではイケメンとしても通用するルックスを持つ三十路男性だ。

大手企業に勤める彼は複数のマッチングアプリに登録しては主に女子大生に「いいね」を送り、マッチングした暁には街に誘い出すことを繰り返していた。

 

女子大生と会う理由としては「エントリーシートの添削」「面接対策を一緒にやる」などを繰り出していた。就活中の大学生にとっては内定までは猫の手も借りたいぐらい必死の心境である。そこに彼が付け込む隙があった。

大手企業に勤める人間という信頼感とそんな人間にアドバイスをもらえる、エントリーシートを添削してもらえるというのは釣り餌としては十分過ぎるぐらいだった。

 

彼が登録していたアプリには就活中の大学生とそれをサポートしたい社会人のマッチングのためのアプリもあった。

自分のブランド付加価値を上げるためかプロフィールの学歴も実際に卒業した大学と比べ偏差値が10も違う難関国立大学にしていた

 

「出会ってから犯行までの手口」

大学生たちに会うのは決まって夜。

お酒を交わしながら就活のアドバイスをしながら、彼女たちは男の話に頷きながら熱心に耳を傾ける。男は元々コミュニケーション力はあるタイプだったので、話は上手い。話の具体性もあり、より彼に信頼を寄せるようになる彼女たち。

 

2件目にはバーに連れて行くのが彼の常とう手段だった。ここまで被告人は下心をひたすらに隠し通し、大人で余裕と頼りがいのある男性を装った。

バーでもアドバイスは続く。距離こそ縮まっているが、2人のそれは就活生OB訪問の延長線上としか見えなかった

 

女子大生がお手洗いで席を立った瞬間、男は牙をむき出しにし始めた。不眠症を装って予め医院で手に入れていた睡眠薬をすり潰していたものを彼女のカクテルに混入させるのだ。

お酒と相まって猛烈な眠気が彼女を襲う。そこからは男の思惑通り

自宅やホテルに介抱を装って連れ込み、わいせつな行為に及び、

更にはその様子をスマートフォンに収める所業までしていた。

 

翌朝、女子大生が目を覚ますとフラっとした違和感と共に下半身にも変な感覚がある。それでも男に「酔いつぶれていたので介抱して一緒にいた旨」説明されると納得とまではいかなくとも、怪しむ気持ちは一旦胸に仕舞い帰宅していた。

 

男は同様の手口で10回以上犯行に及んだ。

しかし、悪事はいずれ露見するものである。

下半身に強烈な違和感を感じた被害者が警察に駆け込み全ては露呈した。

逮捕され被告人となった男は余罪も含めて10件で起訴され、地裁で懲役25年の判決が下った。被害者たちの傷は重く、25年で癒えるものではないだろう。

 

明るみに出ていないケースも含めて、同様の被害は後を絶たない。中でも今回の事件は被害者たちの内定を取りたいという切迫した心理に付け込んだ悪質なものだが、就活生ではなくても昏睡強盗、わいせつの被害が頻発している。

 

万全を期すには関係性が深まるまではお酒の場を共にするのは自粛するくらいが取れる対策だろうか。

マッチングアプリは出会いのハードルは低いが、女性の心理に巧みに付け込む犯罪被害は後を絶たない。その辺りのリスクも踏まえた上で利用する必要がある。

 

【婚活ブログ 結婚相談所ブログ】

PAGE TOP

LINE問合せ

お問合せ