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2023.08.25

阪大と早慶、どっちが結婚相手として良いか?

「阪大と早慶、徹底比較」

総合大学としては日本3位を自負する大阪大学こと阪大と私大の両雄として首都圏を中心に強い人気を誇る早稲田大学と慶應義塾大学。よく早慶としてセットで括られますよね。婚活界隈でもこれらの大学を卒業している人は人気があります。

ですが、阪大と早慶であなたが二者択一の選択を迫られたとき、どちらが合っているのか、両者を比較して検討していきたいと思います。

〇入試難易度

阪大は原則5教科7科目をこなしています。特に共通テストでは高い得点を叩き出すことが求められます。AO入試もありますが筆記試験が免除される訳ではありません。従って全ての学生に高学力が担保されていると言えます。

一方で早慶は上位層と下位層の差が激しいです。上位3~4割程は東京大学や京都大学にあと僅か届かなかった有名進学校から進学しています。一方で4割近くが推薦入学です。もっともタレントの芦田愛菜さんを見ても分かるように早慶の付属中学、高校は非常に偏差値が高く彼、彼女たちの元々の学力は高いです。

理系に関しては早慶共に東大、京大などに及ばなかった学生が過半数を占めているので阪大と学力差はありません。

よって阪大と早慶を一概に学力で比べるのは困難と言えます。

※早慶の比較

1990年代後半から3年ぐらい前までは両者間では慶應が人気でした。特に法学部は文系最難関の東京大学文科Ⅰ類に合格した受験生でも3割が不合格に

なるほどの難易度を誇りました。近年は早稲田が巻き返して、早慶両方に合格した場合、どちらを選ぶかは五分五分の勝負となっています。早稲田の政経だけは別格で早慶の括りの中でも一つ抜きんでた存在感を放っています。もちろん慶應には早稲田にはない医学部があり、東大理系に匹敵する難易度ですが、ここでは除外して考察します。

〇阪大と早慶W合格時の選択は

そもそも阪大を受験する人は第一志望であることが非常に多く、早慶はあくまで併願扱いなのです。

なので阪大に合格した場合は早慶にも合格していても8割以上が阪大を選択します。

〇実家の所得比較

阪大は公立進学校からの入学者が多数を占めます。一方で早慶は私立中高一貫校からの入学者が少なくありません。特に慶應の幼稚舎(小学校)、早稲田の早実初等部出身者は実家がかなりのお金持ちであることが多いです。

8年前の早稲田実業の清宮選手が甲子園に出て話題になった時に「早実セレブ」という造語が世に出たように近年は庶民派の早稲田、お金持ちの慶應というほどの違いはなくなって来ています。早慶の学生のバックボーンが似通って来ているということです。

特に地方から物価も家賃も高い東京の私大に通わせるのには仕送りなども含め、お金が掛かります。もし、今あなたのやり取りしている人が奨学金などなしで早慶を卒業していた場合、実家がお金持ちである可能性が高いと言えるでしょう。

〇就職先比較

早慶出身者は所謂大手志向が強く、総合商社やテレビ局の内定者でも多数派を占めています。違いがあるとすれば早稲田の方が公務員になる人が多い点です。実際早稲田の就職先ランキングでは東京都庁が一位になることもあり地方出身者は地元に回帰して県庁や政令市などに就職する人も少なくありません。

阪大では理系が多数の大学ということもあり大学院に進学して修了後は技術職として大手メーカーに行く人が多いです。

文系では阪大は早稲田以上に公務員志向が強いです。早稲田もそうですがキャリア官僚輩出率で上位に入ってきます。他にも府県庁、市役所などを目指す人が多いです。アメフト部など体育会系の学生では総合商社や大手メーカーに進む人も少なくありませんが。

難関資格においては公認会計士合格者数では慶應が30年以上日本一の座を守っています。2位は早稲田が定位置となっています。阪大もトップ10に入ることもあります。司法試験では慶應が早稲田と競っています。母数が少ないとはいえ、阪大はやや水をあけられた形となっています。

日経転職版が2022年に公表した平均年収では慶應が4位で999万、6位に早稲田で920万、9位に阪大で874万となっています。

〇社長の数

大企業の社長の数では慶應が長年に渡り首位の座をキープしています。2位を早稲田と東大が競うのが近年のパターンです。阪大もトップ10の常連ですが、早慶との差は大きいです。

「堅実な阪大、多様性の早慶」

〇卒業生の気質

早慶は似ています。特に地方出身者は大きな違いはありません。慶應の方がより首都圏の中高一貫校出身者が多いという特徴があります。大都会東京で揉まれたこともありコミュニケーションに長けた人が多いです。慶應のOB会、三田会の結束の強さは有名です。卒業してからも母校愛の強い人が多いです。

一方早稲田の人はあまり出身校で群れることを好みません。一匹狼的な、我が道をいく人が慶應に比べ多い印象です。

阪大に関しては、「京大生は落ちてくる単位を拾う」、「阪大生は木に登って単位を取る」という言い伝えがあるように基本的に真面目、堅実な人が多いです。小洒落たバーでワイワイ飲んでいる人を慶應、早稲田とすると、飲み会でも場を乱さず地に足をつけて人生を歩んでいく人が阪大には多いと言っても良いでしょう。

〇結論

阪大出身者と早慶ではタイプが異なることが分かって頂けたのではないでしょうか。

もちろん早慶にも真面目で誠実な人は少なからず存在しますし、阪大でも遊び人風な人もいます。

ただ、一定の傾向というのはあるものでその枠に当てはまる人が多いということです。

コミュニケーション力は必ずしも長けていないけれども堅実で真面目な人がタイプなら阪大、何かしら面白い部分があって個性的な人が好きなら早慶、ぐらいのイメージを持って頂ければと思います。

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