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2025.12.27
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
婚活では、気づかないうちに相手との間に思い違いが生まれることがあります。自分では良いと思ってした行動が、相手には別の意味で受け取られてしまい、その小さなズレがご縁を遠ざけてしまうこともあります。過去の面談の中でも、特に印象に残っている3つの例をお伝えします。
まず1つ目は、「申し込みが来た=自分に強い好意がある」と受け取ってしまうケースです。
これは男性に多く見られます。一方で、女性が申し込みをする背景には、必ずしも強い恋愛感情があるとは限りません。決して不誠実なわけではなく、「プロフィールを見て、まずは会ってみてもいいかもしれない」という前向きな姿勢の表れとして申し込みをする方が多いのです。
その為、お見合いが決まった後に「あれ、この方に申し込んだんだっけ」と驚くことがあるのも、まず会ってみるという婚活のスタイルゆえのことです。つまり、申し込みは興味というより、「会ってみる価値がありそう」という可能性の提示にすぎません。
お見合いの段階では、まだスタートラインに立ったばかりです。ここから先は、印象や会話、態度を通して選ばれる努力が必要になります。申し込みが来たことに安心してしまうと、初対面での印象が弱くなり、ご縁が流れてしまうこともあるのです。
2つ目は、「お見合いが盛り上がった=相手も好印象だった」と思い込むケースです。
楽しく話せること自体はとても良いことですが、時間の使い方には注意が必要です。90分を超えるお見合いは、相手にとって長いと感じられることがあります。特に、自分ばかり話してしまうと「疲れた」と思われてしまうこともあります。
大切なのは、相手の反応を見ながら、あえて少し余白を残すことです。「もう少し話したかったな」くらいで終えることで、「また会いたい」という気持ちが生まれます。話し足りないくらいが、実はちょうど良いのです。
3つ目は、「初デートで本音を話す=距離が縮まる」と考えてしまうケースです。
お見合いでもデートの際でも、つい職場の愚痴や家族の悩みなどを話してしまうことがあります。本人は「素を見せられた」と感じていても、相手には「重い」と受け取られることがあります。
初デートは、これからの関係をつくる最初の貴重な時間です。明るい話題を中心に、心地よく過ごせる時間を共有することが、次につながる大切なポイントになります。深い話は、信頼が育ってからで十分です。
婚活では、自分では自己開示して相手に興味を持って接しているつもりでも、相手には違う印象として伝わってしまうことがあります。だからこそ、常に相手の立場を意識して行動することが大切です。関係がしっかり築けるまでは、慎重に、丁寧に。その積み重ねが、成婚へと繋がっていきます。
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