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2025.10.12

おじアタックに潜む心理と未練の正体

結婚相談所ベリンダです。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!

最近SNSで騒がれているおじアタック。中年男性が若い女性にアプローチするこの現象は、単なる年齢差や好みの問題ではなく、もっと深い心理が関係しているのではないか、そんな視点から、わたくしなりに考えてみたいと思います。

多くの男性は、学生時代に恋愛よりも学業や部活動、将来のキャリアに時間を費やしてきました。そのため、異性との親しい関係を十分に経験できないまま社会人となり、仕事や地位を手にしても、心のどこかに取り逃した青春への思いが残ります。

年齢を重ねるにつれて、その感情はふとした瞬間に顔を出します。例えば、若い女性の明るさや屈託のない笑顔に触れたとき、自分が味わえなかった時間の記憶が蘇り、心の奥にザワザワとした違和感が広がるような感覚になるのです。

このアプローチは、ただ若さや外見に惹かれているだけではないように思います。そこには、過去に十分に味わえなかった恋愛や青春の記憶を、今になって取り戻したいという気持ちが潜んでいるのではないでしょうか。若い女性と関わることで、かつて置き去りにしてきた自分自身を肯定したくなるような、そんな心の動きがあるように感じます。

メディアやSNSも、この心理を静かに後押しします。若々しいライフスタイルが繰り返し映し出されることで、自分にもまだ可能性があるのではと思わせる空気が生まれます。恋愛ドラマやトレンド情報に触れるたび、どこかで自分もまだその世界に飛び込めるかもしれないと感じてしまうのです。

けれど、現実はそう簡単ではありません。世代間の価値観や会話のテンポには大きな差があり、距離を縮めようとしても、思うように噛み合わないことが多いのです。軽やかなやりとりや、今どきの感覚にうまく馴染めず、気づけば一方通行になってしまう場面も少なくありません。

その背景には、自分に対する自信の揺らぎがあるように感じます。若い頃に恋愛の経験が少ないまま大人になった男性は、異性から受け入れられたという実感が乏しく、心のどこかにぽっかりとした空白が残っています。社会的な成功や肩書きでその空白を埋めようとしても、感情の部分では満たされないままなのです。

おじアタックは、軽率な行動ではなく、心の空白が形を変えて表れたものではないかと思っています。だからこそ、その背景にある感情に目を向けることが大切です。過去の未練に気づき、恋愛以外の形で自分を満たす方法を見つけられれば、無理なアプローチも減っていくはずです。

誰かに認められたい気持ちや、取り逃した時間への思いは、誰の中にもあるものです。それを無理に埋めようとするのではなく、今の自分に合った関わり方を見つけていくことで、人との距離も自然と心地よいものに変わっていくのではないでしょうか。

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