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2025.10.03
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
結婚相談所で活動する方にとって、家族との距離感は見過ごせないテーマです。結婚は、まず二人の信頼や思いやりがあってこそ成り立つものですが、そこに家族との関係性も加わることで、日々の暮らしに影響が出てくることがあります。特に日本では、育った環境や家族の考え方が違うことで、結婚後に思わぬすれ違いが生まれることもあります。
例えば、都市部で育った方の中には、結婚後も親との関わりを控えめにしたいと考える人もいます。一方で、地方出身の方は、親や親族とのつながりを大切にする傾向があります。育った環境によって、家族との距離感の捉え方はずいぶん異なります。そのため、早い段階でお互いの家族観について話し合っておくことが、後のすれ違いを防ぐうえでも大切です。
そうした価値観の違いは、結婚の挨拶の場面にも表れます。相手親の性格や考え方を事前に知っておくと、安心して臨むことができます。伝統を重んじる家庭では、形式的な挨拶が好まれることもありますし、現代的な家庭ではカジュアルな顔合わせを希望されることもあります。
両家の顔合わせでは、場所や費用、会話の流れなどを事前に話し合っておくとスムーズです。遠方に住む親がいる場合は、コロナ禍以降、オンラインでの顔合わせを選ぶケースも増えています。イメージはしにくいと思いますが、実際の場では、お互いの家族の良いところを伝え合う姿勢が、穏やかな雰囲気づくりにつながります。
結婚後の家族との距離感についても、帰省の頻度や親戚付き合いなど、具体的な話し合いが欠かせません。お正月やお盆にどちらの実家へ行くか、年に何回帰省するか、親戚の集まりや墓参りなど、事前に確認しておくと安心です。背景の違いを否定せず、柔軟に尊重し合うことが大切です。
また、年齢を重ねると、親の意見よりも二人の意思を優先する場面も増えてきます。ただし、最低限の礼儀として親への挨拶は行ってください。親が最初は関心を示さなくても、結婚式やその後の交流を通じて関係が深まることもあります。そうした場面で「はじめまして」では、どうしても気まずさを感じてしまうものです。事前に一度顔を合わせておくことで、お互いに安心感が生まれます。
家族との距離感は、結婚生活の安心感にもつながります。相談所で活動中の方は、すべてを二人だけで抱え込まず、カウンセラーの力を借りることも選択肢の一つです。家族の話題を避ける相手には、自然な切り出し方や質問の工夫もできます。不安や疑問を一つずつ解消しながら、二人にとって心地よい関係を築いていけるよう、話し合いを大切にしてくださいね。
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