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2025.07.21
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
婚活では、結婚という結果を追い求めすぎると、思うように進まなかったときにモチベーションを保つのが難しくなることがあります。そんなとき、将棋界の若き天才、藤井聡太の言葉がヒントになります。彼は将棋の対局を通じて、こう語りました。
「結果ばかりを求めると、結果が出ないときにモチベーションを維持するのが難しくなってしまう。結果よりも内容を重視して、新しい発見をしていくことがモチベーションにつながる」
この言葉は、婚活にも深い気づきを与えてくれる視点です。婚活を始めると、多くの人は結婚という明確なゴールを設定します。1年以内にパートナーを見つけたい、誕生日までに結婚したい、といった具体的な目標です。この目標自体は素晴らしいものですが、結果にばかり意識が向いてしまうと、思うように進まなかったときに心が折れてしまうことがあります。
お見合いをしても仮交際に進まなかったり、デートを重ねても関係が深まらなかったりすると、このまま結婚できないのではないかと不安が募ります。こうした瞬間は、誰しもが感じるものです。しかし、藤井聡太さんの言葉を借りれば、こうした結果にとらわれすぎると、婚活そのものが苦しいものになってしまいます。
では、結果よりも内容を重視するとは、具体的にどういうことでしょうか。
婚活においては、内容とは自分自身と向き合うことや出会いを通じて得られる気づきに焦点を当てることです。お見合いで出会った相手との会話の中で、自分の価値観や大切にしたいことが明確になることがあります。ある方は、相手との会話を通じて「自分は家庭的な時間を大切にしたい」と気づき、それまで漠然としていた結婚像が具体的になったとお話ししていました。
このように、相手とのやりとりを通じて自分自身を深く理解することは、婚活の過程で得られる大きな収穫です。たとえその出会いが発展しなくても、自分を知る一歩になり、次の出会いに向けて心を整える材料になります。
結果にこだわりすぎると、うまくいかないときに「失敗した」と感じてしまいますが、内容に目を向けると、すべての出会いが学びの機会になります。仮交際が終わってしまった場合でも、「この人との時間を通じて、どんなコミュニケーションが自分に合うのかがわかった」「次はもっと自分の気持ちを素直に伝えよう」といった気づきを得ることができます。こうした視点を持つことで、たとえ結果がすぐに出なくても、前に進んでいる実感が得られ、モチベーションを保ちやすくなります。
さらに、内容を重視することは、他人との比較や社会の期待から解放されることにもつながります。婚活をしていると、周囲の「結婚した友人」や「幸せそうなカップル」と自分を比べてしまうことがあります。しかし、藤井聡太の言葉を思い出すと、自分の婚活の「内容」に集中することで、他人と比べる必要がないことに気づきます。
友人が結婚したからといって、自分のペースや価値観が変わるわけではありません。自分にとっての良い出会いとは何かを考えることが、婚活をより充実したものにします。このように、結果を追い求めるのではなく、内容を大切にすることで、婚活は自分を成長させてくれるのです。
最後に、婚活を続ける皆さんに伝えたいのは、どんな小さな出会いや経験も、すべてがあなたをより良い未来に導く一歩だということです。結果が出ないときこそ、自分に優しく、過程で得られる発見を大切にしてください。あなたらしい出会いが、きっと待っていますよ。
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