トップ > BLOG
2025.03.08
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
38歳の女性会員、美咲さん(仮名)のエピソードをご紹介します。
彼女は当初、結婚相手に求める条件として「年収800万円以上」「身長175cm以上」「爽やかな雰囲気」を挙げていました。しかし、お見合いやデートを重ねるうちに彼女の考え方が変わり始めました。
美咲さんが初めてお見合いしたのは、外資系企業に勤める40歳の男性でした。条件はほぼ理想通りで、お見合い中の会話も非常に洗練されていました。彼女は「この人こそ理想のパートナーかもしれない」と期待を寄せていましたが、3回目のデートで違和感を感じました。「彼と一緒にいると、なんだか緊張してしまい、本音を言えない」と。その後、彼との関係は自然消滅。彼女は少し落ち込みつつ、「条件が良くても、一緒にいて疲れる人とは続けられないかもしれない」と相談してくれました。
その1ヶ月後、美咲さんは36歳の中学校教師、健太さん(仮名)と出会いました。健太さんの年収は条件に満たず、身長も約170cm。見た目も「爽やか」というより「優しそう」という表現が適していました。しかし、初デートで美咲さんは驚きました。「自然と笑えるし、緊張しない。冗談を言ってもちゃんと笑ってくれる」と感じたのです。
交際が進むにつれ、美咲さんは自分を飾らずにいられることに気づきました。健太さんは派手なサプライズをするタイプではありませんが、仕事で遅くなり疲れて帰った日には、温かいメッセージや電話をくれたり、週末には一緒に散歩しながら「今週何があった?」と気遣ってくれたり。特別ではない日常の中で、美咲さんは「この人となら、ずっと一緒にいたい」と思うようになりました。
そして真剣交際に発展してから2ヶ月後、健太さんからのプロポーズがありました。「一緒にいると、毎日が穏やかで楽しい。一緒に年を重ねたい」と言われたとき、美咲さんは涙が止まりませんでした。結婚を決めた理由を後で尋ねたところ、「条件ではなく、彼が隣にいるだけで心が安らぐ。それが一番大事だと気づいた」と笑顔で答えてくれました。そして先日、美咲さんからLINEで「新しい家族が増えました!」と幸せそうに報告がありました。
美咲さんの婚活を通じて、結婚は「理想の条件」より「居心地の良さ」が長続きする鍵であることを実感しました。結婚生活は決して毎日が特別なイベントであるわけではなく、むしろ日常の中での小さな幸せが大切です。長い人生を共に歩むパートナーは、ドキドキする存在よりも安心できる存在が素晴らしいのではないでしょうか。人間関係の本質は、互いの欠点を受け入れ、支え合い、共に成長することにあります。心からリラックスできるパートナーとなら、結婚生活は豊かで充実したものになるでしょう。
【婚活ブログ 結婚相談所ブログ】