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2024.10.30
結婚相談所ベリンダです。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
加奈子(仮名・32歳)は、結婚相談所で活動を始め、もうすぐ1年が経とうとしていました。初めての出会いから、この一年間はまるでジェットコースターのような日々でした。最初は緊張と期待が入り混じる中、自分にとって新しい一歩を踏み出す大切な機会と捉え、前向きに取り組んでいました。一つ一つの出会いを大切にしながら、多くの男性とお見合いを重ねてきました。その中で特に印象深かったのが、彼との出会いです。
最初のデートは梅田のスターバックスで待ち合わせをしました。彼女は白いブラウスを選び、少しでも好印象を与えようと努めました。彼もまた、おしゃれなジャケットを羽織って現れました。しかし、注文を済ませても、彼の顔には笑顔がほとんど見られず、加奈子は「彼は本当にこのデートを楽しんでいるのだろうか?」と不安を感じました。
次のデートでは、美術館に行くことになりました。彼が熱心に絵画について説明してくれましたが、その間も表情は硬いままでした。加奈子は「もっと彼の素の部分を知りたい」と思いながらも、自分自身も素直に振る舞うことができずにいました。
3度目のデートでは、彼の好きな謎解きゲームに付き合いました。ゲームを進める中で、加奈子は「最近、どんなことが楽しかったですか?」と尋ねました。彼はゲームに集中しながら、「最近はあまり楽しいことがないけれど、こうしてゲームをするのはリフレッシュになる」と答えました。その言葉に、加奈子は少しずつ彼のことを理解し始めました。
加奈子はこの状況について担当カウンセラーに相談しました。「彼の表情が読みづらくて、どう接していいのか、、、」と打ち明けると、カウンセラーは「相手は自分の鏡だから、自分が素直に振る舞えば、相手もきっと応えてくれるよ」とアドバイスをくれました。その言葉が心に響きました。
次のデートでは、加奈子は勇気を出して自分の気持ちを率直に伝えることに決めました。レストランでの夕食の際、「実は、あなたの表情が読みづらくて、どう接していいかわからないことがある」と正直に話しました。彼は少し驚いた様子でしたが、やがて微笑み、「実は僕も同じように感じていたんだ。もっとリラックスして、お互いに素の部分を見せられるようにしたいね」と応じました。
その瞬間、二人の間にあった氷が溶けたように感じました。お互いが少しずつ素直になり、本当の自分を見せることで、より深い理解と信頼関係が築かれていきました。デートを重ねるごとに、彼の笑顔や笑い声が増え、加奈子もリラックスして楽しむことができるようになりました。
ある日、彼から「将来のことをもっと具体的に話し合いたいから真剣交際にいきませんか?」と切り出されました。加奈子は嬉しく思い、「もちろん、私も同じ気持ちです」と答えました。それからは、お互いの将来の夢や希望、結婚生活について真剣に話し合う時間が増えていきました。彼の真剣さと温かさを感じるたびに、加奈子の心は彼に向かって開かれていきました。そして、2カ月後、彼からプロポーズされました。加奈子は涙ながらに「はい」と答え、二人は晴れて成婚退会を迎えることになりました。
婚活は時に困難で、心が折れそうになることもあるかもしれません。
でも、諦めてはいけません!素直な気持ちと真剣な姿勢が、きっと素晴らしい出会いに繋がります。ベリンダで一緒に頑張りましょう。
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