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2023.09.02
「高学歴ハイスペックを求めたが…」
愛菜さん(仮名)は20代後半で当相談所に入会しました。本人は名門国立大学を出ていますが、さらに両親も高学歴とスペックのとても高い家庭です。
彼女は最初は相手に求めるスペックも同じぐらいのレベルで活動しました。プロフィール欄に家族のスペックも記載して欲しいというほどこだわりを持っていました。学歴フィルターをかけていた訳です。自分自身がそういう家庭で育って来たから同等レベルの相手を探していました。
学歴に加えて、ルックスもそれなりのものを求めていたので当然選択肢は狭くなります。カウンセラーからは極力そのやり方は止めておいた方が良いと言われたのを振り切って一カ月活動しましたが、案の定というか相手は見つかりませんでした。
そこで一旦学歴は伏せてやっていこうということになり、お見合いは何件かは組めました。ただ、どうしても相手に知的水準の高さや学歴を求める習性が出てしまい、上手く行きません。
「ついに運命の出会いが」
さらに1ヵ月が経って愛菜さんはカウンセラーと面談をして「このままでは駄目だ」とマインドを変えることを決意しました。するとたまたまお見合いを申し込んだ相手から同じタイミングで申し込みが来たのです。愛菜さんは「これは運命だ」とインスピレーションを感じました。
相手は一回り上の40代で学歴も愛菜さんが求めるハイスペックではありませんでした。しかし、同じタイミングという縁を信じて会ってみました。するとこれがハマり愛菜さんは彼のことが大好きになりました。彼の方も同じで、カウンセラーも2人は結婚間近と思いました。
ところが、彼の方からなかなか真剣交際の告白がないのです。実は彼には持病があり、愛菜さんが受け入れるには重すぎる、伝えることでフラれてしまうという懸念があり言い出せなかったのです。それでもお互い話し合って2人は彼の持病も受け入れて真剣交際で付き合っていくことを決めたのでした。
それ以降も2人は何度もデートを重ねていきました。成婚に着実に近づいているかのように思えましたが、一つ大きな失敗がありました。結婚相談所での活動では原則3ヵ月ルールのもと恋愛ではなく成婚に向けて活動する方が成功する法則がありますが、2人は恋愛をしていたがために結婚とは関係のない話で喧嘩をしたりしていました。
「まさかの交際終了後」
結局、愛菜さんは相手から自分には荷が重いと言われ交際は終了を告げてしまいました。通常は真剣交際が終了しても心に踏ん切りをつけて再度スタートを切る人は少なくありません。
しかし、愛菜さんの場合は恋愛していたので、その心の傷は深く相談所を退会してしまいました。気づけば年齢も三十路を迎えた愛菜さん。彼女は今も真剣に恋愛した彼のことを引きずっています。
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