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2023.08.06

大半の男性は受け身

「積極的でない姿勢が際立つ男性」

これは結婚相談所に限らず、一般の恋愛においてもアプリにおいても女性は多々感じることがあるのではないだろうか。受け身な男性が増えていると。

お見合いを例に出すと、せっかく結婚しようと決意して登録してお金も払っているのになぜかその場では笑顔が少なかったり、質問もして来ない男性。結果的に会話をリードするのが女性側になっており、積極的でない姿勢が際立つ男性。

 

お見合い後、互いにまた会っても良いとなって仮交際に入ることが決まった場合、次のアクションとして男性から女性に電話(ファーストコール)をするのが恒例である。そこでお見合いのお礼、話の続きなど、今後の連絡方法の確認の後、初デートの予定を決めるのだが、受け身の男性は「デートの予定はいつが良いですか?」、「どこか行きたいところはありますか?」「何か食べたいものはありませんか?」と質問攻めのように、全て女性に委ねてくるのだ。

 

「男性にリードして欲しいと求めることに無理がある」

男性からすると女性の意見を聞いて、その通りにするのが優しさと考え、良かれと思っての行動かもしれないが、致命的な間違えだ。結果的に全て相手に決めさせている。女性からしたらあなたの意見はないのかと言いたくもなる。初デートの日時を決めるときにも平気で2週間後など先の日を提案してくる。僅か月1、2回程度の頻度のデートを重ねることで上手く行く、結婚出来ると思っているのかと問いたくなる。

 

しかし、男性側の事情も勘案してみよう。結婚相談所には世の中の平均年収を上回る500万以上の収入がある男性が少なくない。彼らの中には有名大学、大学院を卒業している人も一定数存在する。女性との円滑なコミュニケーション能力は中学から高校、大学時代に形成されると言われる。彼らはその期間を異性と付き合ったりではなく、むしろそれを犠牲に勉強や研究に費やしてきてそれなりの地位、年収を得ているのだ。そんな男性にリードして欲しいと求めることに無理があるのではないか。

 

「積極的に誘って自らが引っ張っていくことができる女性の強み」

そもそも男性自体、リードするのが上手い人はそんなに多くない。だが、女性としては男性にカッコいいエスコートなどを求めてしまう。そこを多少譲歩できないだろうか。1~2回の男性の受け身的姿勢が気に障り、その人を除外して婚期を逃してしまうのはもったいない。プライドを捨てて自分自身が積極的にリードすればそれなりの年収、地位の人が手に入ると思えば考え方も変えられるだろう。

 

昭和でもなく平成も終わり令和を迎えた今、男性が上手くリードしてくれることに拘ると結婚し辛い時代になっている。婚活女性も出産、子どもを希望している人が多いことを鑑みると歩み寄りを模索するのもどうだろうか。

 

確かに婚活の段階だと受け身男性は物足りなく感じるかもしれないが、結婚後の生活では家事を共有するなどの思いやりや、子どもが生まれた場合は部屋の中を散らかしたら率先して片づける、休みの日には公園に連れて行くなど、まだ見ぬ彼の姿があるかもしれない。今まだ積極性が見えないからと言って切り捨ててしまうのは早計に過ぎるのではないか。

女性の地位が向上した今、受け身なのは嫌という概念を捨てて、積極的に誘って自らが引っ張っていくことができる女性は他の同性から抜きんでることができるだろう

 

 

 

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